私達の使命

M&Aに携わる知的職人集団として、クライアント経営者の心を理解し、共にビジョンを創り、その実現に全力で貢献する。

代表者ご挨拶

私がこの仕事を始めた約20年前、多くの経営者にとってM&Aは遠い特別な存在でした。 昨今、事業承継ブームの高まりもあり、M&Aが中堅・中小企業にとっても、ようやく一般的な存在となり、あわせて多くのM&Aアドバイザーが生まれたものの、なかには、クライアントの利益よりも、自己の目先の利益に左右されたり、自身の都合を優先するようなアドバイザーも少なからず存在することも事実です。

売主の多くである創業社長にとり、会社経営は人生そのものであり、買主にとっても、案件次第ではその後の企業命運を左右する可能性さえあります。 そのM&A実行をリードし、サポートする私達M&Aアドバイザーは、クライアントの意向を尊重し、利益を第一に考えることは勿論、ご依頼頂くクライアントに対する強い責任感と使命感を兼ね備えた「知的職人」である必要があると考えます。 そして、その知的職人として、創り上げ、完成したM&Aはまさに「作品」そのものであり、クライアントの人生、歴史において刻まれることになるものと考えております。 (当社のロゴは、売主、買主、アドバイザーの立場の異なる3者がひとつの作品をつくるという意味を表しています)

このような想いのもと、丸の内FAS株式会社を設立いたしました。 今後とも、日々謙虚に職人としての鍛錬を惜しまず、素晴らしい作品をこの世に残してゆけますよう努める所存です。

平成29年10月2日 代表取締役

弊社の強み・特徴

1.専門特化の経験値

 過去約20年に渡り、中堅・中小企業のM&Aを手掛けてまいりましたが、ストレスのないスムーズなM&Aの実現には、学術的な知識だけでなく、豊富な経験値に基づいた独自のノウハウが必要となります。私たちは過去の経験、また日々鍛錬を通して、依頼主のクライアント経営者を自信をもって成功へと導きます。

2.仲介者でなく、「クライアント経営者だけのアドバイザー」であること

 もし弊社の立場が仲介であれば、売主及び買主から報酬を頂くことから、主に金額条件交渉に利益相反が生まれ、結果的に双方ともが満足いかないM&Aとなる可能性があります。弊社では、売主、もしくは買主いずれかのアドバイザーに徹することで、クライアント経営者の利益を第一に考え、満足度かつ質の高いサービスを提供いたします。

3.プロフェッショナル・チーム体制

 弊社はM&Aに知見豊富な弁護士や公認会計士、税理士等の各分野のプロフェッショナルと提携しており、案件に応じた最適なプロジェクトチームを組成いたします。 また、金融機関(M&A部門)やM&A専門会社等の同業他社にもアクセスが可能ですので、案件如何によっては、連携しながら推進することも可能です。​

成功実績

弊社の役割 売り手(株式会社おおつか)へのアドバイザー
公表年月 2018年9月

案件概要

 ㈱おおつかは、福島県をはじめとした東北エリアを中心に、ギフト専門店「ギフトプラザ」を22店舗運営しており、地域密着型で且つ水準の高い接客により、厳しい業界事情ながらも、安定的な売上、利益成長を遂げている企業(参考:売上高 約47億円 ※2018年8月期)
でしたが、創業オーナーの年齢と後継者問題、またオーナー依存経営からの脱却の為にも、前向きな戦略としてM&Aを検討することとなりました。
買い手の選定に関しては、㈱おおつかの展開するギフトビジネスが「唯一無二」な存在であり、その独自性の維持、承継こそが大切であること、またオーナー依存から組織経営への移行の為には、適切な後任経営陣を派遣し、かつ組織を改革する実践ノウハウが必要であることから、敢えて投資ファンド(日本プライベートエクイティ㈱)が選定され、成就に至ったものです。

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弊社の役割 売り手(株式会社おお蔵)へのアドバイザー
公表年月 2019年4月

案件概要

  ㈱おお蔵は、福岡市に本社を構え、中古の高級時計やブランドバッグ、宝石等のラグジュアリー商材の卸売りやオークション市場運営、店舗運営等のリテール事業を展開しております。直近期の売上高も約128億円とこの数年間で急成長を遂げたものの、更なる事業規模の拡大には、何よりも豊富な資金力が必要であり、M&Aも選択肢として検討することとなりました。
一方、㈱ゲオホールディングスは、リユース業態である「セカンドストリート」を600店以上展開していますが、アパレル等の低中価格帯商材については強みを有するものの、ラグジュアリー分野は未だノウハウが確立されておらず、同分野強化の為のM&A(買収)を模索していました。
本件成就により、㈱おお蔵は経営体制含め独立性を維持したまま、豊富な資金力のもと、更なる事業拡大、成長実現が可能となり、㈱ゲオホールディングスにおいても、ラグジュアリー強化に向けた足掛かりを得たことは大変意義深いものと思われます。

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弊社の役割 売主(エンデバー・ユナイテッド株式会社)へのアドバイザー
公表年月 2020年10月

案件概要

㈱トータルメンテナンスジャパンは、ゴルフ場を主とした施設の清掃・保守点検等のメンテナンス事業を全国規模で行っている企業です。(売上高約25億円)
以前、エンデバー・ユナイテッド㈱が創業オーナーの事業承継に伴い、株式を取得後、管理体制の整備や営業面の強化を進めてきたものの、更なる事業拡大・成長の為には事業会社へ株主をバトンタッチした方が良いとの判断から、大和自動車交通グループへの株式譲渡を行う事となりました。
大和自動車交通グループは本業のタクシー事業がコロナ禍の影響を受ける中、M&Aにより不動産関連ビジネスの強化や既存の経営資源を活用した新規ビジネスへの進出を検討しており、本件の検討、成就に至ったものです。

弊社の役割 買い手(京浜急行電鉄株式会社)へのアドバイザー 公表年月 2024年3月

案件概要

エフ・クライミング社は、1957年に設立され、現在は東京都、神奈川県にて食品スーパー「ヒルママーケットプレイス」6店舗を運営しております。 (参考:売上高 約67億円※2024年2月期) オーナーは3代目で未だ50歳と若いものの、業界環境が変化する中、持続的な企業成長を実現するには、資本力や経営基盤の強化が必要であり、その方法として、大手企業へのグループ入りを検討していました。 京浜急行電鉄は、流通事業の戦略として、沿線を中心としたドミナント出店に加えて、他事業者との提携やM&Aを模索していましたが、エフ・クライミング社の個店主義や生鮮ノウハウ等の強みが明確であり、店舗展開エリア含む将来戦略の親和性が高く、相乗効果が期待できると判断から、本件M&Aの意思決定に至ったものであります。 今後、京浜急行電鉄は人材、資本、情報等の提供を通じて、エフ・クライミング社の更なる事業成長を支援するとともに、同社の強みである生鮮食品分野を中心に連携し、食品スーパー事業である「京急ストア」とのシナジーを最大限に発揮させていくことで、流通事業全体の強化を図ってゆきます。

会社概要

会社名丸の内FAS株式会社(英文名:MARUNOUCHI FAS, LTD)
所在地〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目22号 丸の内二重橋ビル2階
電話番号03-6273-4150(代)
代表取締役馬場 新介
設立平成29年10月2日
事業内容

M&Aアドバイザリー業務(FA業務)及び関連業務

*「中小M&A支援機関登録制度」登録済

取引銀行三菱UFJ銀行 本店、三井住友銀行 赤坂支店